今週,本校エントランスでは,Was ist
Heimat? 「故郷とは何か?」の写真展示を行っております。概要は,以下の通りです。
様々な国からやってきた若者たちが,インプラー通りにある中学校の特別クラスに通っています。彼らはつい最近ドイツにやってきました。その多くはアフリカやイラク,アフガニスタンから逃れ,長い時間かかってドイツにたどり着いたのです。彼らはたいていまだドイツ語を自由にあやつれません。それどころか,学校に通ったことのない若者もたくさんいます。
彼らは暴力や制限,弾圧のない生活がしたいと思っています。彼らは自由な生活を夢見ていますが,一方でしばしば故郷を恋しいと思います。
昨年度,小6が修学旅行に行った際に,ベルリンで移民の子どもたちと交流をしました。生徒たちは,自分と同じ年代の子どもたちが様々な理由・背景でドイツにやってきていることを知りました。
今回の展示は,ミュンヘンの移民の子どもたちを扱っており,本校の生徒たちにとって身近に感じられる素材だと思います。また,今まさにホットなミュンヘンの移民問題について学ぶ良い機会になることでしょう。