ミュンヘン日本人国際学校

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2023年10月26日木曜日

5年生「モモと時間泥棒」

 幕が開き、目を引いたのが、大小道具の古い家、大きさも「大」と「小」、遠近感を生かした作りで劇に奥行きが出ていましたね。人間の時間を使って生きている「時間銀行」の怪しげな灰色の男たちの雰囲気も良く出ていました。「チクタク」の歌もテンポ良くリズミカルで楽しかったですね。時間管理人のマイスター・ホラから時間の花を取り戻すところが見所でしたね。散髪屋、カフェ、花屋の看板の工夫が見事だと思います。歌も自然と手拍子が出ていました。


6年生「ドイツと日本 過去・現在そして未来」

 オムニバス形式で、明治時代の明治天皇や大久保利通、ビスマルク、牧野富太郎が出てきたり、ミュンヘンのニンフェンブルク城が出てきたり、ベートーベン第九が日本では1918年徳島県で初めて上演されたりと歴史と時空を変幻自在に表されていて興味深く鑑賞することができました。また未来についても電気自動車やエネルギー問題、宇宙服などが出てきて素晴らしかったです。最後の第九合唱では手拍子も出て大変な盛り上がりを見せました。

 

中学部「ヘラクレス」

 ギリシャ神話を、ゼウスの息子・赤ん坊のヘラクレスに毒を盛るところから忠実に再現した劇であり、「さすが中学部」と思えるほど迫真の演技でセリフに迫力がありました。ネメアの獅子、セリュマントスの猪、頭の数が一番多い怪物ヒュードラとの闘いではネメアの獅子を毛糸玉でじゃれさせたり、ヒュードラを振り子で眠らせたりとユーモアも取り入れたところが面白かったですね。エンディングでは、太鼓やカホン、ギターやエレキギター、ピアノでの大合唱もあり、大感動の幕を閉じることができました。